猫の骨折

これが今年の悪い事の〆になってくれたらと切実に願うばかりですが、、、
まあ、人生万事塞翁が馬!絶対、悪い事の後には良いことがあると信じてやみません。
12月のお忙しい時に恐縮ですが我が家のオトの骨折のエピソードにお付き合いいただければ幸いです。

あれは忘れもしない10月23日の日曜日、午前中のお仕事を終えて、去勢手術をしたばかりのオトが気になり自宅に戻った時の事でした。歩き方が明らかにおかしい!経験から直ぐに骨折を疑い主治医に電話を。すると耳を疑うような言葉が返ってきました。
「お宅の猫は性格の問題から受けられない」と。まだ5か月の子猫なのに。
呆然としたものの、気を取り直して日曜日開いている病院を探しました。
骨折の可能性があることを伝えると連れてきてくださいと快諾してくれたトッキー動物病院の先生はまさに地獄で仏。
強烈な痛みで泣き叫ぶオトを心を鬼にしてキャリーに入れて病院へ。
見事に大腿骨が斜めにポッキンとお折れていました。

ここからが、問題でした。普通なら迷わず手術となる所なのですが、幸いにも大腿骨の横の骨が折れていない。オトが成長期である、斜めに折れているためズレが修正しやすい。
そして、ワイヤーやピンで固定手術をすると後処理に何度も痛い思いをしなければならない。
オトの性格からますます人間不信になるのではないか。
先生の判断から、手術はせずにギブスでやってみようという結論でした。

骨折から一か月。
長い長い毎日の繰り返しでした。
お見舞いに病院に行くと、明らかに疲れ果てた哀れなオト。にもかかわらず必死で周囲を威嚇して噛みついているオト。
優しい看護士さんや先生に頭を何度も下げると、「全然大丈夫ですよ!オトちゃんは本当はとっても甘えん坊さんでしょう?分かりますよ!」先生の言葉に思わず涙が溢れました。
レントゲンで骨の具合を確認するとうっすら新たな骨が形成されて、綺麗に一本につながっているのが確認されました。


12月の初めにはギブスは外れたものの、筋肉がすっかり落ちてしまってまだ少し足を引きずってはいますが、また以前の甘えん坊のやんちゃ坊主が帰ってきました❣
ざらざらした舌で私の顔中を舐めまわすオト。もうママを泣かすのは、後一回だけにしてね!
最期まで根気強く治療を続けて頂いた、トッキー動物病院の先生、並びに看護師さん方には心より感謝の気持ちとお礼を申し上げます。

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