動物訪問介護

近年の獣医療の発達や、飼育環境の変化によって犬や猫の平均寿命は年々延長しています。

そこで問題になっているのが、犬や猫の高齢化に伴う介護・看護です。

現在、犬の死亡原因で一番多いのは「腫瘍」です。腫瘍は年齢を重ねるにつれ発生リスクが高まる疾患です。また、死亡原因とはならないものの、筋力の低下による四肢のふらつき起立困難などは高齢の犬や猫で見られる症状です。

犬猫の介護・看護にあたって軽視できないのが飼い主様の高齢化の現実です。

介護によって動物の生活のクオリティをあげる事は必要な事であり望ましい事です。しかし動物の生活のクオリティを上げるために飼い主様が過剰な責務を負い、負担を抱え込んでしまう事態は果たして幸せな生活だといえるでしょうか。

このような社会的事情を背景に飼い主様と動物の生活を支える手助けをするのが動物訪問看護師なのです。

動物訪問介護とは❓

✓飼い主様不在時のお世話

✓自力でご飯が食べられなくなったり、お水が飲めなくなった時のサポート

✓褥瘡防止のための体位交換

✓自力でおしっこや、ウンチが出来なくなった時のサポート

✓投薬のサポート

✓動物病院受診サポート

✓その他、飼い主様の負担を軽減する様々な専門的サポート

※ペット介護の苦労を共に理解する事で、飼い主様のストレスも軽減できます。ひとりで抱え込まないことが大切です。