猫ちゃんとの距離

はるちゃんと初めて会ったのは去年の夏でした。その時のはるちゃんは姿を隠して、気配も感じさせず、ベットの下で大きな目を精いっぱい真ん丸にして息をひそめていました。
どうにかして、はるちゃんと仲良くなりたい、焦る気持ちを抑えながらも、はるちゃんがいるベットの横に寝そべって少しずつ長くお話してみることにしました。少し悲観的になっている私に飼い主様は優しく「はるは私以外の人には顔をださないから」と慰めてくれました。
半年ほど経ったころでしょうか。お世話が終わって、姿を見せないはるちゃんに「はるちゃんまた明日ね」と声をかけると玄関までひょっこりお顔を出してくれたんです。嬉しくて嬉しくて早速飼い主様に報告すると奇跡みたい!と一緒に喜んでくれました。
それからはるちゃんと私の距離が急速に縮まったのは言うまでもありません。

コロナで間隔が開いてしまいましたがはるちゃんはちゃんと私を覚えてくれてました。しっぽを立ててご飯の催促です。
猫ちゃんも人間も本気で相手のことを思う気持ちがあれば必ず通じると確信を持たせてくれた、はるちゃんです。
少し長いお留守番になるけど、どうぞよろしくね。

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